前回に続いて鹿屋航空基地史料館の記事です。今回は館内に展示されている零式艦上戦闘機52型の写真を掲載したいと思います。
52型は最も多く生産された型式で約6000機が製造されました。大戦後期に投入された機体で、ある意味、零戦の最終形態と呼べる機体であると思います。
零戦、正式には零式艦上戦闘機(れいしきかんじょうせんとうき)「ゼロセン」ではなく「レイセン」と呼ぶのが本来の読み方とのこと。一般的なイメージでは零戦=特攻機という印象(まあ一般人には旧日本軍の戦闘機はどれも零戦っていう認識かもしれなけど)があるので、弱っちい、悲劇の戦闘機、特攻するしか戦えなかったなんて誤解も多いと思います。
僕も鹿屋で学ぶまでは、零戦って大したことない戦闘機だと思ってました。大戦末期こそ性能不足でしたが、それは新型の開発製造が追いつかず、長く使われたからであって、登場した当時から大戦中期までは「ゼロファイター」として世界を驚かせた性能を持った戦闘機だったのですね。
運動性能や航続距離、武装が当時の戦闘機としてはずば抜けていて、米軍パイロットにも恐れられた存在だったのです。零戦がデビューした日中戦争当時、飛行機の製造技術が世界から遅れていた日本がこんな戦闘機を開発したということを世界は信用してませんでした。アメリカも中国空軍の報告を「そんな馬鹿なw」と一笑し相手にしませんでした。
一説には零戦があまりに強すぎたため、日本はアメリカにも勝てるという気になって戦争へ踏み込んだとも言われいます。零戦の存在はあの戦争において大きな存在だったのですね。
ついでに、2014年に行った時に撮った写真も掲載しておきます。
以上です。ちなみに史料館本館2階にある展示物は基本撮影は禁止されてますが、この零戦のみ撮影が可能となっております。思う存分写真を撮っておきましょう。
最後に…。
鹿屋航空基地史料館の敷地内にある「鹿屋市観光物産総合センター」(お土産物屋・食堂のある建物)にはドラマ「永遠の0」で使われた零戦のコックピットのロケセットが展示されています。
こちらに展示されているのはドラマ版のほうのコックピットで、映画版のほうのコックピットは大分県宇佐市にある宇佐市平和資料館に展示されています。
九州では零戦の完全な形の実機を見られるのはここ鹿屋と大刀洗だけです。ちなみに大刀洗のほうは32型を展示しています。知覧特攻平和会館には復元不可能で引き上げられた形のままの52丙型が、宇佐平和資料館には映画「永遠の0」で使われた21型の模型(ロケセット)が展示されています。
またいつか、鹿屋に二式大艇と零に会いに行きたいですね。
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僕も鹿屋で学ぶまでは、零戦って大したことない戦闘機だと思ってました。大戦末期こそ性能不足でしたが、それは新型の開発製造が追いつかず、長く使われたからであって、登場した当時から大戦中期までは「ゼロファイター」として世界を驚かせた性能を持った戦闘機だったのですね。
運動性能や航続距離、武装が当時の戦闘機としてはずば抜けていて、米軍パイロットにも恐れられた存在だったのです。零戦がデビューした日中戦争当時、飛行機の製造技術が世界から遅れていた日本がこんな戦闘機を開発したということを世界は信用してませんでした。アメリカも中国空軍の報告を「そんな馬鹿なw」と一笑し相手にしませんでした。
一説には零戦があまりに強すぎたため、日本はアメリカにも勝てるという気になって戦争へ踏み込んだとも言われいます。零戦の存在はあの戦争において大きな存在だったのですね。
ついでに、2014年に行った時に撮った写真も掲載しておきます。
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最後に…。
鹿屋航空基地史料館の敷地内にある「鹿屋市観光物産総合センター」(お土産物屋・食堂のある建物)にはドラマ「永遠の0」で使われた零戦のコックピットのロケセットが展示されています。
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九州では零戦の完全な形の実機を見られるのはここ鹿屋と大刀洗だけです。ちなみに大刀洗のほうは32型を展示しています。知覧特攻平和会館には復元不可能で引き上げられた形のままの52丙型が、宇佐平和資料館には映画「永遠の0」で使われた21型の模型(ロケセット)が展示されています。
またいつか、鹿屋に二式大艇と零に会いに行きたいですね。
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