昨日、竹田市立歴史資料館に行ったら、建て替えで休館していて無駄足踏んでしまいました。悔しいのでその勢いで臼杵まで行って来ました。その時に撮った写真を適当に掲載してみたいと思います。

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まずは臼杵城から。臼杵城は築城された当初は「丹生島城」と呼ばれ、弘治2年(1556年)に大友義鎮(宗麟)によって建てられました。大友義鎮は戦国時代に今の大分や福岡一帯を支配した戦国大名で、キリシタン大名としても有名です。

今でこそ周囲が埋め立てられ平城のように見えますが、かつては海に浮かぶ丹生島に築かれた城で、攻めづらい城だったそうです。干潮時は陸続きになりますが、城壁を攻略している間に潮が満ちてきて撤退せざる得なくなったとか。島津との戦では「国崩し(大砲)」を用いたこともあって、大変島津軍を苦しめ、退けました。

関が原の戦いの後には稲葉氏が臼杵藩5万石余りの主として臼杵城に入り、明治維新まで稲葉氏が城主として支配し続けることになります。

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古橋と大手口。

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堀にいた鴨たち。

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解説板。

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畳櫓。

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大手櫓と井楼櫓跡。

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時鐘楼跡と時鐘。時間がくると自動で鐘を突く仕掛けになってました。

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勤皇臼杵隊之碑。西南戦争の時に薩軍から郷土を守った臼杵隊隊士43名の功績を称える碑。

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鉄門跡。

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本丸と二之丸の間にある空堀。

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卯寅稲荷神社。大友義鎮が築城の際に卯寅口が鬼門にあたるため外郭岸上に城の地主、丹生島明神として祀られたのが始まりと言われるそうです。

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卯寅口脇櫓。

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卯寅口脇櫓より本丸方向。

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護国神社。

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大友宗麟のレリーフ。

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仏狼機砲。「国崩し」と呼ばれていた日本初の大砲。複製品。本物は靖国神社にあるそうです。

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井楼櫓跡。

臼杵城と城下町 (27)
井楼櫓跡から見る畳櫓と城下町。


そして城下町を歩きます。

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稲葉家下屋敷旧平井家住宅。


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土蔵ギャラリー。

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 臼杵市荘田平五郎記念こども図書館。

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八坂神社。

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フンドーキン醤油。

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スナックセブン。

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鳥料理ゆふと京屋。

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吉兆の壁絵。

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布袋様の壁画。街のあちこちで布袋様を見かけました。

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こちらは恵比寿様ですかねー。

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うさぎ茶屋のうさぎ。

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布袋様が寝ておられます。お腹を3回さすると良いそうです。

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石田屋。

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「お八栄ちゃん」というキャラクターらしい。臼杵市中央通商店街振興組合公認キャラクター、八町大路商店街のキャラクターとのこと。

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暗くなってきて街灯が灯りはじめました。

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富士甚醤油のゆるキャラ「とっくりこだぬき」。


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カニ醤油の鑰屋(かぎや)。創業1600年(慶長5年)の老舗味噌・醤油屋です。美濃の藩主稲葉貞通が臼杵に移封される事になったときに、先遣隊として商人や僧侶などに変装して城下に入った者のひとり、可兒孫右衛門が味噌の製造を初めたことから創業を開始したお店なんだそうです。

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洒落た蔵のような建物がありました。「サーラ・デ・うすき」という総合観光案内所・コミュニティセンター的な施設のようです。

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臼杵とはこのような場所であったか。

以上です。

臼杵は何年か前に、青春18きっぷを使って列車で来た時に、折り返し列車の待ち時間に駅周辺をうろうろしたことがあるくらいで、今までほとんど訪れたことのない街でした。日田や竹田のような小京都的な雰囲気の街ですね。今度機会があれば、もっと早い時間にゆっくりと巡ってみたいですね。
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